こんにちは、はんぺらです。
子供が無事に生まれ、母子共に元気に退院し、出生の手続きも終わり、ふと一息ついているお父さんいますか?
恥ずかしながら自分がそうでした。
これから、少しずつおむつの交換とか、沐浴とかに慣れて、慣れた頃には、お宮参りかな〜って思っている矢先に、生まれて7日目に行うイベントを知らされました。
妻のお母さんに当日突然言われたので、びっくりしましたね。
それがお七夜というイベントだったんですが、皆さん知ってましたか?
まぁ、知らないのは自分位かもしれないんですが、お七夜のイベントを知らなかったので、どんなイベントなのか、また僕が何をやったのかを紹介しますね。
生まれて7日後に行う、お七夜とは?
それでは、生まれて7日後に行う、お七夜はそもそもどんな意味があって、どんなイベントなのでしょうか?
お七夜とは、下記の意味があるようです。
お七夜とは日本の風習で、赤ちゃんとその子につけた名前を家族や地域の人々、その土地の産神(うぶがみ)にお披露目・報告する日とされています
https://192abc.com/37454
何故7日後にお披露目・報告するようになったのかというと、大昔は赤ちゃんの生存率が低く、出生して1週間生きられるだけでもすごくおめでたい事だったようです。
そのために、7日の夜に7日間無事に生き延びてくれた事をお祝いをするようになったそうです。
これを聞くと、現代は殆どの赤ちゃんが7日間生き延びられるようになっているので、医学の進歩に感謝するばかりですね。
妊婦さんが10ヶ月もの間、悪阻などに耐えて、やっと生まれた子供が、7日間以内に亡くなってしまうなんて、その辛さは想像できない程のものだと思います。
そういう時代があったことを知ると、7日間生き延びてくれた自分の子供にもありがとうって感謝したくなりますね。
また、お七夜とは別名「枕引き」「枕下げ」とも言うそうで、お母さんの床上げの日(産後動き始めること)の意味もあるそうです。
ですが、7日で動き始めるのは現実的でなく、実際の床上げは生後1ヶ月頃くらいになると思います。
お七夜にすること
さて、お七夜を行う意味は分かったとは思いますが、実際にお七夜にはどんな事をするのでしょうか?
僕がお七夜に行ったのは下記です。
- 命名書に生まれた日付と名前を書く
- 命名書を持って赤ちゃんと家族と写真を撮る
- 皆で尾頭付きのタイを食べて談笑
やることは、基本的には命名式で、名前を書いて、それを皆にお披露目するというのが一般的なようです。
また、やる場所としてはパパの実家が多いようですが、特に決まりはなく、パパ、ママが住んでいる家でもいいですし、ママの実家でも良いようです。
参加者は基本的には、パパのご両親、ママのご両親は参加されるとは思いますが、遠方の場合などもありますし、皆で話し合って決めましょう。
僕の場合は、僕の両親は遠方で為参加できなかったので、僕たち夫婦と、ママの両親と、ママの兄が参加してくれました。
名前はだれが書くの?
名前を書く人は特に誰じゃないといけないという決まりはなく、自分たちで書くなら、字が綺麗な人が書けばよいですし、字の汚さよりお父さんに書いてもらいたいという要望があるのであれば、お父さんが書けば良いと思います。
僕たちの場合は、僕が昔書道をやっていたこともあり(ブランク20年以上ありましたが)、何故か最初から僕が書くことが決まっていました。
もし、自分で書くのが苦手という方などは、代筆してくれるサービスや、名前が印字されたものをダウンロードできるサービスもあるので、自分に合ったものを探しましょう。
また、自分で書く場合は、道具選びは重要です。
本気でやりたい方は、墨をすって墨汁を作って、筆も書道用の筆を用意していざ書き始めると思いますが、大体の方が、筆ペンを使われるかと思います。
そこで、簡単に筆ペンの選び方を紹介します。
命名書に書く時に使う筆ペンについて
筆ペンにはまず、選ぶ基準があって、それが下記の3つです。
- 毛の柔らかさ(硬筆・軟筆・毛筆)
- インキの種類(染料・顔料)
- 文字の太さ
まず、1の毛の柔らかさですが、これは主に書きやすさに影響をしてきます。
硬筆 ー> 軟筆 ー> 毛筆の順で書くのが難しくなってきます。
ただ、命名書の場合は、硬筆・軟筆だと文字の太さが細いものが多く、命名書に書くのには不十分な場合が多いです。
なので、書くのは難しいのですが、命名書用には毛筆を選んだほうが良いかと思います。
次に、2のインキの種類ですが、これは書きやすさ、耐水性、色あせのしやすさ、乾きやすさに影響をしてきます。
染料インキの方の特徴としては、墨汁に近く、さらさらしているので、書きやすいのですが乾きにくい等があります。
また、耐水性は低く、色あせはしやすい等の特徴があります。
顔料インキの方の特徴としては、液がネットリしているので、あまり滑りは良くないが乾きやすいといったものがあります。
また、耐水性は高く、色あせはしにくい等の特徴があります。
もし、書くのに慣れている方であれば、耐水性に優れ、色あせもしにくい顔料インキの方がオススメです。
反面、書くのに慣れていなくて、筆ペンなんて、冠婚葬祭の時くらいしか使わないというような人であれば、染料インキのほうが滑りもよく書きやすいのでオススメです。
最後に、3の文字の太さですが、これはそのまま、書いた時の1本の先の太さにります。
命名書用は比較的太めの物を選ぶようにしましょう。
オススメは中字以上です。
まとめると、命名書に書く時にオススメの筆ペンは、下記のどちらかになります。
- 普段から書道に慣れ親しんでいる方は、毛筆の顔料インキ、中字以上
- 普段は全然書道なんてしないって方は、毛筆の染料インキ、中字以上
是非、選ぶときの参考にして見てください。
因みに僕は、ペンテルの毛筆の染料インキ中字を使用して書きました。
まとめ
子供が生まれたら、色々なイベントがありますよね。
子供の成長を日々感じられるので、イベントが待ち遠しい親御さんもたくさんいらっしゃるでしょう。
7日、30日、そして100日、一日一日成長している我が子を見るのは、今まで感じたことの無い嬉しさがありますね。
始めての事だらけで、分からない事も多いですが、事前に何が必要か、どんなことを行うのかを把握して、楽しいイベントになるようにしたいですね。