昨今、WordPressでサイトを開設する人が増えています。
なんと、世界中のサイトの30%以上がWordPressを使用しているとのこと。でも、その中の殆どのサイトは日の目を浴びずに埋もれてしまいます。
そんな群雄割拠な時代で戦っていこうと決意したWordPress初心者の方々、テーマ選びはちゃんとしましょう。
「アクセスが集まって来たらデザインを変えよう」とは思わない事です。
「最初は無料で、後々有料にしよう」とも思わないことです。
今からでも良いので、ちゃんとテーマを選びましょう。
Contents
ちゃんとテーマを選んだ方が良い理由
デザインはサイトの顔。優良テーマで第一印象を良くしよう
人の第一印象は3〜5秒で決まると言われています。
僕はWebサイトも然りだと思っていて、そのサイトのデザインをひと目見たときから、その人のサイトの評価付は始まっていると思います。
実際に2.6秒でウェブサイトの第一印象が決まるという研究結果もあるようです。
https://news.mst.edu/2012/02/eye-tracking_studies_show_firs/
せっかくいい記事を書いているのに、デザインでがっかりされたく無いですよね。
記事の質は勿論一番大事ですが、記事を読み始めるまでのユーザー体験も大事だって事ですね。
優良なテーマであれば、記事作成が楽になる
初心者ブロガーさんであれば、色々な有名ブロガーさんの記事を見て勉強すると思います。
色々な記事を見ていると、コンテンツが見やすく工夫されている事に気がつくはずです。
リストをボックスで囲んでたり

合わせて読みたいってのが分かりやすく出てたり

吹き出しを使って、読み手が楽しくなるように工夫をされていたり

こういった装飾は、優良なテーマであればあるほど、たくさん用意されています。
「あ、こんな事したいな」と思った時に、すぐ実現できるのは凄く大事です。
ストレス無く記事作成するためにも装飾機能が豊富なテーマが良いですね。
後でテーマを変更すると、過去記事の修正が面倒かも
僕がStingerからJINに変えたときも、画像の消込と、プログラミングのコードのスタイル修正が必要でした。
また、リスト部分も修正や、目次の最適化も必要なんですが、それは未だ全ては対応できていません。
最初から、JINのテーマにしていれば、その手間はかからず、ブログ記事を+2本くらい書けたと思うと、悔しいです。
どんなテーマを選んだら良いか
WordPressのテーマは沢山あるので、適当に探しても決められないと思います。なので、僕はテーマを選ぶときの条件として一つ決めていたことがありました。それは、
「実績のあるテーマを選ぶ」
ということです。言い換えると、実績のないテーマを選ぶとデメリットがあるって事です。
- バグがある可能性が高い
- インターネットで情報を入手し辛い
- 内部SEO対策がしっかりしているか分からない
実績のあるテーマを選ぶと上記のデメリットに遭遇する確率はかなり下がります。
また、問題が起きないと言うことは、記事制作に集中できるということです。初心者さんなら記事作成に時間をかけたいですよね。
実績のあるテーマから更に絞り込む方法
さて、実績のあるテーマに絞ったとしても、まだ沢山のテーマがあります。
その中でさらに絞り込むには、下記のどちらを重視するか決める事です。
- デザインを重視する
- SEOを重視する
これを考えることで、何を選ぶべきかは大分絞られます。
デザイン重視派の場合
デザインを重視する人は、単純にデモサイトを見た第一印象で選んで良いと思います。
実績のあるテーマの中で、僕がおすすめするのは、JIN、Stork、SANGOです。
どれもデザインは洗練されていて見やすいですし、設定が簡単なので、初心者さんでも安心して作業を進められると思います。
それぞれの特徴は下記です。
JIN(ジン)
僕がこのブログで使っているテーマがJINです。
2018年の3月に出た比較的新しいテーマになります。新しいですが、使っている人が多く、実績がちゃんとあるので安心ですね。
それに、下記のようなデザインが提供されていて、基本のデザインを簡単に切り替える事ができます。
-jin-theme.com_-245x300.png)
無料で自由にベースデザインを変えられるのはありがたいですね。
また、値段は14,800円と少し高めですが、複数サイトで使用することができます。複数サイトを制作予定の方はリーズナブルですね。
ただ、「ページの読み込みが遅い」という口コミが目立ったので、購入する前に気になっていました。
でも、実際にJINを使用しているサイトを見ても、そこまで読み込み速度は気にならなかったですし、また、高速化の手法もあるようですので、購入に踏み切りました。
僕が高速化でやったことはアニメーションを無効にしただけですが、それだけでも速度は大分改善される気がします。
これから全ての高速化を試してみて、記事にもしてみようかと思っています。
※2019年7月9日追記
記事にしました!
Stork(ストーク)
使っている人がかなり多い、老舗のテーマです。
ブログマーケッターJUNICHI氏とOPENCAGEが共同開発したWordPressのテーマになります。
見た目よりも、見やすさや、読みやすさに拘ったデザインとのことです。

とはいえ、シンプルなデザインが好きな自分としては、このデザインは好きですね。
値段は10,800円で、複数サイトでは使用不可となってます。
ホントに使っている人は多いのか?と思っていたんですが、ホントに多いです。このブログのテーマ何かなと思って調べたら、Storkだったって事が多々ありました。(テーマはソースコードを見れば何使ってるかすぐに分かります。いつか記事にしますね)
「使っている人が多いから被るのが嫌」と言う意見をよく見ます。ですが、JINも結構使っている人が増えてきましたし、実績のあるテーマを選ぶと遅かれ早かれ被る事は避けられないと思います。
なので、これは自分の意見ですが、被るかどうかは気にせずに単純にデザインが好きなら選べばいいと思います。
SANGO(サンゴ)
マテリアルデザインで作られたテーマです。
マテリアルデザインとは。。。
Googleより新たなデザインガイドラインとして、マテリアルデザインが発表されました。マテリアルは直訳で「物質的な」「具体的な」という意味で、ユーザーの操作性を重視して、感覚で理解できることを目的としていますhttps://hnavi.co.jp/knowledge/blog/material-design/
ということですが、他のテーマもちゃんと直感的な操作性になっているので、マテリアルデザインだからどうこうより、デザインが気に入るかどうかで選んでいいと思います。
サルワカ(https://saruwakakun.com/)の中の人が作成したテーマとのことです。このサルワカというサイトもSANGOで作られているみたいです。
値段は10,800円で、複数サイトで使用することができるようです。
JINも複数サイトで使えますが、SANGOの方がよりリーズナブルですね。
デザインは凄くオシャレだと思いましたが、僕にはオシャレすぎて選ぶのは辞めました。女性の方や、写真家等のアーティストの方には向いているテーマかもしれませんね。
SEO重視派の場合
SEO重視派はAffinger5一択だと思います。
Affinger5
読み込み速度も早く、何よりもAMPに対応している事が大きいですね。
AMPとはGoogleがウェブサイトをキャッシュしてくれて、Google検索からだと超高速にサイトを表示する仕組みです。
Googleはサイトの読み込み速度をSEOのランキング要因にしているので、SEOを重視するのであれば、Affinger5を選ぶべきだと思います。
それに、記事の装飾も洗練されているようで、記事作成が爆速になったという方もいるようです。
Affinger系のレビューで良く目にする意見として、「設定項目が多いから使いこなすまでが時間がかかりそう」という意見がありますが、Affinger5ではその辺りが洗練されて、かなり設定しやすくなったようです。
Affinger5を紹介しているYoutube動画がありましたので見てみて下さい。
Affinger5かなり良いですね。
自分も最後までJINにするかAffinger5にするか悩みました。次にテーマを購入する時はAffinger系になりそうな予感です。
無料のテーマで良いのは何?
無料のテーマも色々とありますが、正直、無料ならCocoon一択な気がします。
自分はJINにする前は、Stinger8を使ってましたが、これやりたい!と思った装飾ができなくて変えました。
もしCocoonを最初から使ってたら、変えなかったかもしれません。
その他、今注目のテーマ
去年いくつかいい感じのテーマが出てまして、THE THOR(ザ・トール)、Swallow(スワロー)というテーマが今注目しているテーマです。
THE THORはAMP対応もしてて、SEOに強いというのが売りらしいです。
Swallow(スワロー)はStorkと同じOPENCAGEが八木仁平氏と共に共同開発したテーマとのことです。Storkよりもよりシンプルで洗練されたデザインになっています。
まとめ
WordPressのテーマを調べていると、アクセスが2倍になったとか見ますが、そんなに変わることは稀だとは思います。
テーマを買える理由は、自分のモチベーションが上がることが一番の理由かなと思います。
好きな洋服を来た日は嬉しかったりしますよね。それと同じ感覚です。
なので、ある程度実績があるテーマであれば、自分の第一印象で選んで良いかなと思います。そして、モチベーションを挙げて記事制作に臨みましょう!!